10月29日 コンクリートという材料と地域について

民主党が2009年の総選挙で「コンクリートから人へ」というマニュフェストを掲げ勝利し、公共工事が悪いという風潮が一時期の日本に広まりました。ここで言われている「コンクリート」は、全国に均質な風景を形作った公共工事の代名詞として、そこで使われる工事材料の象徴として扱われています。

一口にコンクリートと言っても、その原料はセメント、砂、砂利、水から作られています。砂や砂利、水については、元々はその地域や近郊で取れる天然由来の資源を使った非常に地域性の高い建築材料です。また、その使われ方も現場打ちコンクリート、ブロック、縁石などの二次製品など多種多様で、求められる品質も千差万別です。

本協会では、各地域に眠る材料を基にコンクリートを作り、そのコンクリートの品質に見合った使い方を発見していく事で、年間で9000万立米使われているコンクリートから地域の活性化を進めていければと考えています。

その具体例として、鹿児島で進めている「シラス」を使ったコンクリートについて、今後紹介していきます。

131028shadan_rc
※全国生コンクリート協同組合のホームページより転用